2013年6月11日火曜日

日本人留学生とスペインの社会保険医療

「日本人留学生が、スペインの公的医療機関を無料で利用できるのか」
私がよく受ける質問です。
                              2年前までは問題なく、Si!でした。

以前は日本人留学生もEMPADRONAMIENTO(住民登録)さえすれば、社会保険の医療カード(カタルーニャの場合はCatSalutのカード)を発行してもらうことができたのです。
つまり留学生が、無料で医療サービスを受けることができたのです。


ところがここ1年、この簡単な問いに、なかなか確実な回答が返ってきませんでした。
スペインの社会保険の財政悪化に伴い社会保険制度が変更される中、医療カードをもらえた人、もらえなかった人、カード持参で公立の病院に行って無料で診てもらえた人、お金を払わされた人がいたりして、一体どれが正しいのかさっぱりわからない状況になりました。

州によって、機関によって、受付の人によって、その日の気分によって対応が異なるのはスペインの常ですが、2013年の4月からまた法律が変わったとの情報も入り、益々わからなくなってきました。
ネットで情報を探しても、雲をつかむよう。

これは直接聞くのが一番と思い、近所の社会保険事務所に出向いてみましたら、「公的医療を受けられる権利」を管轄する事務所に電話照会するように言われました。
INSS(Instituto Nacional de la Seguridad Social)tel:934345200, 901166565

日を変えて、電話番号も変えて同じ質問を3回してみました。

前置きが長くなりましたが、係員3名から同じ回答があったので、おそらく正しい情報だと思います。

日本人留学生がCatSalutのカードをもらえる方法があるか。
NO。以前は住民登録をすれば発行可能でしたが、昨年の4月から発行できなくなりました。
つまり、公立の病院で無料で医療サービスを受けられなくなったということです。
有料で受診をすることはできます。
 
日本人留学生で、以前に発行されたCatSalutのカードを持っている場合、そのままカードを使えるか。
NO。使えなくなりました。

外国人未成年者は公的医療を受ける権利があるという情報を得たが、日本人に当てはまるのか。
NO。これは、アフリカなどのスペインと協定のある国の難民が不法居住者としてスペインに留まった場合、救急治療を受ける権利があるということであって、日本人居住者にはあてはまりません。
  (ちょっと待ってねと言われ、待つことしばし。)
あ、でも心臓発作や、交通事故で生死に関わる状況の場合は別よ。
  (これが、日本人の未成年者のみのことなのか、成人も含まれるのかは不明です。)

日本人の年金生活者や学生が、社会保険料を支払ってCatSalutカードを発行してもらって、公的医療機関で無料で診てもらうことは可能か。
NO。
CatSalutカードが発行されるのは、雇用契約で働いている人(学生を含む)や自営業で社会保険を支払っている人と、その配偶者と子供です。

以上、私が得た最新情報です。

(追加)
6月18日に社会保険事務所に相談に行く予約が取れましたので、ダメ押しの最終確認に
行く予定です。
ご質問、ご意見がおありでしたら、下のメールにご連絡ください。

segurosalud@gmail.com


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