山歩きの後は、ロマネスク聖堂をゆっくりと巡ることにしました。
写真をバシャバシャ撮ったのはいいけれど、どれがどの教会か、わかんなくなってきました。
全部似てるしー。
いえいえ、それぞれに個性があります。写真の整理は大の苦手だけど、忘れないうちに、頑張って復習します。
Boi谷のユネスコの世界遺産、11~14世紀のロマネスク聖堂の勢揃い!
★ Sant Climent de Taüll (タウルのサンタマリア聖堂)
鐘楼塔の立ち姿がスクっと美しくい、Boi谷のメインの教会です。
鐘楼にも登れます。
ロマネスク芸術の傑作と言われる、キリストの絵のオリジナルは、バルセロナにある国立カタルーニャ美術館に収蔵されています。週末の無料デーにどうぞ。
そして、最大の見ものは、正面に映し出されるプロジェクションマッピング。
音と映像で、栄華を極めた当時のフラスコ画が、次々と蘇る様に、見学者から「オーー」と感嘆の声が漏れるほど。これはほんとに鳥肌もの。
★ Santa Maria de Taüll (タウルのサンタマリア聖堂)
タウル村にある2つの聖堂のひとつ。うれしいことに入場無料の、心優しい聖堂。
ロマネスクのフレスコ画をたくさん見てい入ると、入り口近くにあるゴシック様式のマリア像が新鮮に見えました。
★ Sant Joan de Boí (ボイのサン・ジュアン聖堂)
普通にロマネスク。
小さな村も聖堂も、思い切りロマネスクの里です。
★ Sant Feliu de Barruera (バルエラのサン・フェリウ聖堂)
ここも普通にロマネスク、とコメントを残すことにしよう。
★ La Nativitat de Durro (ナティビタッ・デ・ドウル聖堂)
日本の寺社仏閣と同様に、フィーリングの合う場所というのはあるものです。
何となく心が落ち着く聖堂でした。
鐘楼のない小さな聖堂。
こういう、ひっそりと佇む聖堂に心惹かれます。
★ L'ermita de Sant Quirc de Durro
そして、一番心に残ったサン・キルク礼拝堂。
小さいのに、山と一体になったパワーを感じます。
Boi谷のロマネスク聖堂、制覇。やったあ!と数えてみたら8つ。ん?ひとつ足りません。
Santa Maria de l'Assumpció de Cóll (コイ集落のサンタマリア聖堂)を飛ばしてしまいました。
いつになるかわからないけれど、次回のお楽しみにとっておくことに致します。
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