2016年2月28日日曜日

冬到来!雪を求めてMontsenyへ

カタルーニャにも、やっと冬が来ました。
雪が降ったと聞けば、じっとしてはおられません。

今週はちょっと疲れ気味なので、とりあえず雪見物にMontsenyへ。

ほんとに雪降ったのかなあ。

今日のパンを買わなきゃねということで、途中サンセローニに立ち寄ります。 

なかなかフォトジェニックなサンセローニ市役所。 

雪の気配なしだけど、 

北側に回りこんでSanta Feに向かうと雪! 

車を停めて、Pantano de Santa Fe(サンタフェ貯水池)まで雪散歩。
「息子たちが小さい頃は、雪が降ったらあそこに行ったね、あんなことがあったね。」と思い出話に花が咲く。22年間家族で築いてきたストーリーが蘇る。

雪は私の心のT-Pex。


1時間ほど雪を踏みしめて、Viladrau経由で家路につきます。

いつもながらの動物的感で、私の行きたい所にちゃんと連れて行ってくれるとーさん。ありがとう。

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2016年2月18日木曜日

我が家の風邪予防法

暖冬のおかげもしれないけれど、この冬は風邪らしい風邪をひいてません。

この3年ほど我が家では、風邪薬を買うこともなく寝込むこともなくいられるのは、健康オタクのとーさんのおかげかもしれません。

起き抜け朝一番は、レモン、はちみつ、クルクマ(ウコン)湯から始めます。



朝食は、果物とナッツ類をいっぱい入れたスムージー。


スペインに住んでいる恩恵を受けて、生のオレンジジュースを毎日飲めるのもうれしいところです。
家の前にできた某バレンシア系のスーパーは、さすがにオレンジが安い!
1キロ90円ですもん。6キロで420円ってことがありましたので、毎日オレンジをぎゅうぎゅう絞ります。

今年は、ビーツもたくさん食べました。葉っぱはおひたし、茎はきゃらぶき、根っこは酢漬けが一番好き。ロシア人とかポーランド人とか、寒い国の人たちが冬にしっかり食べるお野菜ですから、越冬するのに不可欠な栄養がギュッと詰まっている気がします。


きゃらぶき
おひたし


ハーブティーに刻んだ生姜も一緒に入れれば、身体はホカホカ。

そして、極めつけはエキナセア。
背中がゾクっときて、んー、ビールスが体内に入って宣戦布告をしたな...と感じた時に免疫力を上げるエキナセアを飲むと、私でもビールスに勝っちゃいます。


            
          日の出も日に日に早くなります。春までもう少し。


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2016年2月9日火曜日

バスク とカタルーニャ料理がフュージョンすると?

ダンスを始めて早4ヶ月が過ぎ、私の生活のかなり重要な部分を占めるようになりました。
ダンス教室の仲間も、スピリチュアルや音楽の波長が合う女性が多く、Whatsapで音楽情報の交換をしたり、新しい世界が広がります。

そんな素敵な女性たちの一人。クリスティーナが経営するレストラン、Zarautz Taberna Vascaを訪れました。
サンツ駅近くの、一見普通のレストランバルですが、


コンセプトは、バスクとカタルーニャのフュージョン料理で、
フュージョンすると、こんなことになっちゃうのです。

カタルーニャ料理のTrinxatに乗っかったタコは柔らくてトロトロ。


大好物の豚足だって、Langostinoと仲良く一緒に。


バスクのピンチョスや、マグロのたたき...ほんとに美味しいよ、クリスティーナ!



ハネムーンSに写真多数とともに投稿しましたので、詳細はこちらをご覧ください。

レストラン:Zarautz Taberna Vasca
住所:C/Elisi, 13, Barcelona


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2016年2月5日金曜日

そろそろ味気ない生活に別れを告げる

あれは2013年の暮れのこと。鼻風邪をひきました。
熱も咳も出ず、とにかく鼻水のすごいこと、すごいこと。生まれて初めてと思うくらいの鼻水の洪水に驚いたのだけれど、もっと驚いたのは鼻水が止まった3週間後。

            あれ?匂いを感じない?

過敏ともいえるほどの嗅覚の持ち主だったのに...香りも臭いも匂いも何も感じない。

嗅覚ゼロ=味覚ゼロ。焦りまくり!!

お水もジュースもお茶もワインも全部同じ、ただの水分。香りどころか甘いのかしょっぱいのかもわからないなんて。
趣味のアロマセラピーが出来ないから困るって、そんなどころではありません。
何を食べても、無味無臭。
食事は目で見て味を想像しながら咀嚼するという、恐ろしい事態に!

まあ、あれだけの鼻水攻勢にあったのだから、しばらくは仕方ないかなと思いつつ、大人の気構えで平静を装って暮らしてみたけれど...一向に治る気配がありません。
オーブンのピザはもれなく焦がしてしまう、フライパンを見守っていても玉ねぎ炒めを焦がしてしまう、豆を炊いても焦がしてしまう、味付けはさっぱりわからず、料理は全滅。
視覚よりも嗅覚で料理をしていたのですね。
洗剤の入れ加減、お掃除など家事一切も、実は嗅覚が一役買っていたなんて想像だにしませんでした。

嗅覚異常をネットで検索すると、「出来るだけ早く耳鼻科に行くこと。」とあるので、Clinica Quironの耳鼻科を受診した結果、脳には異常がなく、嗅覚の神経が風邪か何かのビールスに冒されて、嗅覚異常になったのでしょうとの診断でした。
「嗅覚が完全に戻る可能性は極めて低いけれど、ないわけではないからじっくり待ってみて。」
と気休めみたいにコルチコステロイドの鼻スプレーを処方された帰り道...落ち込みました。


家事も仕事もできる。山歩きもできる。痛いところがあるわけでもなく、日常生活はそのまんま続けられる。何てことはないじゃない。贅沢な悩み。

            でも、何て味気ない生活

排気ガスや、便の臭い、魚の臭い...みたいに、くさい臭いでもいいのです。匂いが恋しい。
人間の五感のうち嗅覚と味覚の2感覚がなくなると、人生のエッセンスを失ったようで、自分の思考や行動も厚い雲に包まれたような感じになり、何とも頼りない。

それから3ヶ月後ぐらいたった頃、時々ほんの一瞬、香りを感じるようになりました。☆彡
あっと思ったら、すぐに消えてしまう嗅覚だけど。

鼻スプレーが効いたのか、それともただ時間が必要だったのか、少しずつ、少しずつ回復し、2年かけて80%位は元に戻りました。
エッセンシャルオイルの匂いも、かぎ分けられるようになりました。

そして今何よりうれしいのが、山歩きをしていて、ローズマリーやタイムの香りが風に乗ってふんわり鼻孔をくすぐること。


当たり前のことがうれしい。


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